今年の家事家計講習会の開催数は全部で13回でした。
感染予防策として、少人数開催のおかげで
お客様の「家計簿をつけたい、知りたい」という熱意をとても近く感じ
また当日の働きにも責任感と、達成感を深く感じたように思います。
どの会も予算のある家計簿のよさを伝える言葉がたくさん詰まっていました。
池田方面
池田方面は3年ぶりに2か所で実集会を行い、2会場とも新しい会場を使いました。
新築間もないダイバーシティセンター、利便性の良い池田市中央公民館はお客様、会員にも使いやすかったです。
準備会では各最寄で決めたテーマを持ち寄り、話し合いを重ねながらプログラムを決めました。メインの「教育費の山を登り終えました」は子ども4人の教育費が終わり、実際の教育費4人の一覧表は数字に説得力がありました。
お客様に30才代の方が数名いらっしゃる事が分かり、食「1日の目安の量」の実物展示をリハーサルの前日に急遽加えた事も好評でした。
密にならないように目標人数も例年に比べて少なく設定しましたので、最後のフリートークでは一言ずつ発言していただけ
アンケートもほぼ全員が提出してくださりアットホームな雰囲気が良かったと言って頂けました。
働き人は例年に比べて少ない人数で危惧しましたが、かえって一体感が生まれ、これからの池田方面の方向性が示されたと感じました。
新箕面方面
今年は新箕面方面で3つの形での家事家計講習会を行うことができました。
1つめは、10/22と23日に行われた毎年参加している
「まなび・つどい・ふれあいまつり」への参加です。
2日間通して404名のお客様をお迎えしました。
10数年ぶりに展示の参加をし、子供向けスタンプラリーにも参加し、たくさんの親子と触れ合える機会を持つことができました。
また、普段の家事家計講習会では、工夫を凝らした展示を準備しても当日会場の時間の関係でお客様にゆっくり見ていただくことが難しいのが現実でしたが
今回このように丸2日間、友の会専用にお部屋を借りて展示を行うことができ
友の会の活動を地域の方に知ってもらう良い機会となりました。
今後はできるだけ多くの場所に友の会を出現させて
「あー知ってる、見たことある」という団体にしたいです。
2つめは、11/11に行われた新緑最寄と千里中央最寄の公開最寄会です。
11名のお客様をお迎えしました。
日頃の生活勉強がそのまま活かせたことやお客様からのご意見として「限られた中での豊かな年金生活を想像して楽しくなった」等 最寄勉強の良さがお客様に伝えらるよい機会となりました。
3つめは、新箕面方面全体として11/15日と19日に今年の調べである保健衛生費調べと教育費調べより、新箕面方面で見合った内容を中心に講習会を行いました。15日の船場会場では7名のお客様、19日の市民会館では4名のお客様がありました。
少人数で展示がないこともありお客様とゆっくり家計簿の話ができたことやkakei+の案内を丁寧に説明することで、良さをお伝えすることができました。
友の会や世の中の在り方・情勢が変わってきている中で、今までのやり方に縛られず、様々な形での講習会が出来てよかったと思いました。
豊中方面
豊中方面は昨年に引き続き、最寄り、最寄り合同の家事家計講習会開催でした。
各方面の家事家計講習会でkakei+の紹介をした際、kakei⁺カフェ勉強会のことも案内してもらい、zoomで、「公開Kakei⁺カフェ勉強会」としました。
他友の会からの参加が2名ありました。
コロナ感染症拡大ということもあり、感染防止対策を行い、どの会場も3人~5人の小規模の開催となり、お客様と対面で、和やかな雰囲気の中で対話するという形で行うことができました。
特に笹部書店さんとの長年の良い関係を築いてくださった先輩方に感謝です。
「節電・節ガス、目安量を考えた食事の話、防災の話」など、家計簿記帳から見えてきた暮らしの工夫を、普段取り組んでいる資料や発表を通してお客様に伝わったと思います。
講習会の感想に「これからの生活に張り合いのでる良い時間を過ごせました」とありました。伝えたいことがお客様の心に届いたのかなと思います。
集客については、毎年苦心するところです。しかし、今年は全国友の会のホームページから3名の申し込みがありました。
手渡しの情報発信も大切ですが、インターネットを活用するメリットも大きいと思いました。
一人一人が自分の家計に向かい合える貴重な時間となりました。
吹田方面
「本当に必要な備えとは」昨年に続き「備え」の大事さを訴えました。
今年もオンラインで実施し、録画配信もしました。
オンラインの良さはどこからでも参加できることで、今年も北海道、宮城、広島と遠隔地からの参加がありました。
また尾崎さんのブログを見て録画配信希望に外国からの申し込みがありました。そして終了後のアンケートには沢山の感想を頂きました。
<実例の3本の矢>
実際のお話で誰にでも起こりえる話、そのための備えや家計簿が支えになっていることが良く分かった。
<高額医療制度>
保険の内容も実例あってこそ自分事ととらえることができた。
<家計簿を続けるコツ>
皆さんからの意見が参考になった。また分科会で予算が立てられないと話をしていた方が「来年は予算を立てます。」と一言書いてあったのが印象的でした。
<新田最寄りの電子レンジ料理>
ガスより省エネになるという事で今後取り入れたい。
まずはシュウマイを作るために早くエビを買いに行きたい!
そして最後に全体の時間配分が良かったので、聞きやすく頭に入りやすかった。と嬉しい感想もいただきました。