コロナ禍で活動を制限されている中で、今年、食研究部に新たな講習の依頼がありました。
年度初めに、豊中市にある「みずほおおぞら事業所、みのり事業所」という社会福祉事業所から”簡単なおやつの講習”の依頼が、食研究部にありました。
障がい者のショートステイや高齢者の特養での、土曜日午後の食実習イベントの講師です。6月から2か月に1度、第3土曜日にZoomで行っています。
「障害の部屋」と「高齢の部屋」の2回線をつないで「かんたんお菓子」の実習です。
まず作り方をZoom画面で見てもらい、その後、画面の向こうでスタッフさんに手伝ってもらいながら作られます。それを見守りながら、「それでいいです」、「上手ですね」など、声をかけ、仕上がりまでご一緒に時間を過ごしています。
6月「フルーツ白玉」、8月「ヨーグルト・ゼリーブルーベリーソースかけ」
10月「どら焼き・かぼちゃ餡と小豆餡」、12月は「レモンマドレーヌ」をしました。12月のレシピは先月友社から発売された、「今日の3時にまにあうおやつ」の本を参考にしました。
実習される方はハンディをもっておられる方もいて、しかも毎回参加者が変わります。
友の会でいつもしている実習とはずいぶん違い、戸惑うことも多いですが、5回の内4回目が終ったので大体の様子が分かってきました。
この事業所はインスタを公開していて、3回目のどら焼きをした数日後に楽しそうにどら焼きを作っている映像があり、もしかしたら私たちが配信したどら焼きを作っているのかも~と嬉しくなりました。
残りあと1回ですが喜んでもらえるようにメニュー作りを考えたいと思っています。(食研 C.K記)